小・中学校の先生から「作った人に感謝し、命の大切さと食べ物を大事にすることを伝えてほしい」「給食の野菜や魚を残す児童が多い。就寝が遅く生活習慣が乱れているので、食生活の大切さと生活習慣の関わりについて話してほしい」という要望が尽きません。 全部食べなさい。バランスよく食べなさい。と言うだけでは、子供たちに「食べる」ことの意味は伝わらないのです。ですから、人は栄養でできていること、体の細胞が生まれ変わっていること。などの生物学の基本をきちんと説明した上で「夢を叶えるための食事」ということをお話しています。
食べることと自分自身の夢がつながっていくことをお話することで、子どもたちは、なぜちゃんと食べなければいけないのか。を理解するとともに、未来の自分のために、何をどのように食べるのかに感心を持ち、食べることを楽しむ事ができるようになります。 「食」に関する知識を身につけ、健全な食生活を実践できる人間を育てることを「食育」の基本として、さらに健康な植物や作物を育む「豊かな土」を残してあげることはわたしたち大人の役目です。その上で、その食べ物を通して環境や自然との共存を伝えていく。ということも「食育」と考えています。